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花粉症注射(ケナコルト+ノイロトロピン)

当院では花粉症の患者さんにケナコルトというステロイドとノイロトロピンという抗アレルギー剤を、臀部に注射します。

 

一般的にステロイドはこわいと思いがちですが、ケナコルト40㎎の投与を花粉症シーズンに1-2回注射することは問題ありません。

念のため、感染症、糖尿病、胃潰瘍の有無などを判断してから注射を行っています。約2週間~1ヶ月間効果が持続します。

アレルギー性鼻炎、結膜炎ともに改善することを期待して使用します。
 

症状の重い花粉症患者さんは、鼻粘膜の浮腫が著名で、鼻汁、鼻閉が顕著で、一般的な高アレルギー剤では改善が見込めない場合があります。そのような方にお勧めしたい治療法です。保険が効かない、自費診療となります。
 

ワクチンを接種するかたは前後1ケ月はワクチンの効果が減弱する可能性がありケナコルトは注射できません。

費用

4,400円(税込)(問診、診察、尿検査、花粉症注射含む)

花粉症注射(ケナコルト+ノイロトロピン)
ED治療
AGA治療

AGAとは

AGA(エージーエー)とは、「男性型脱毛症」のことです。

成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことで、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。

AGAは進行性です。放っておくと徐々に進んで行きます。

早めの対処によって進行をある程度抑えることが できるようになってきました。

 

AGA治療薬について

AGA治療薬として日本で認可されている薬はプロペシア、ザガーロの2種類です。
プロペシア、ザガーロはいずれも日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン2017年版で「薄毛治療に有効」の項目でA評価を受けています。
効果が現れるまでに6か月程度の継続的な投与が必要とされています。当院ではプロペシア、ザガーロのジェネリックを処方しております。
ミノキシジル5%配合のミノアップも処方可能です。

AGA治療薬の副作用として

性欲減退や勃起不全などがみられます。副作用として肝機能障害が出ることがありますので、内服後に採血をお勧めします。

 

費用

AGA治療
ED治療

EDとは

EDは、男性の性行為において十分な勃起が得られないか、または維持できないため満足な性行為を行えない状態のことです。男性であれば誰もが起こり得る可能性のある病気です。

 

ED治療薬について

日本で認可されている薬の主成分は、シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ)、バルデナフィル塩酸塩(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)の3種類です。

ED治療薬には性欲増進作用はありません。

性的刺激による勃起を補助する薬であり、服用するだけで勃起するというお薬ではありません。

各ED治療薬の効果の強さはあくまで目安であり、個人差があります。

当院では、バイアグラ、レビトラ、シアリスのジェネリックを処方しております。

 

費用

マイシグナル・スキャン

尿でわかる現在のがんリスクをがん種別に調べるRNA検査

メディカルダイエット

肥満症の自費診療です。体格指数(BMI=体重[㎏]/身長[m]2)が18.5以上25未満であれば普通体重、18.5未満なら低体重(やせ過ぎ)で、25以上の場合が肥満に分類されます。さらにBMIが35以上になると高度肥満に区分されます。肥満症の原因として、二次性肥満(内分泌性肥満、視床下部性肥満、薬物の副作用)などの病気から起こる場合もありますので、一度これらの疾患を除外することも必要です。当院では、内分泌性肥満のうち、クッシング症候群や甲状腺機能低下症、性腺機能低下症の診断などが、内科・婦人科がありますので診断可能です。薬物の副作用による肥満として、副腎皮質ステロイドホルモンや向精神病薬などもあり、注意が必要です。

保険診療で肥満症に適応がある薬剤として、ウゴービという皮下注射剤が発売されました。BMI35以上または、BMI27以上で2つの肥満関連健康障害を有する方が適応であり、施設要件が教育研修施設ですので、治療可能な施設は、総合病院や大学病院となります。
ウゴービは新薬であり発売日2024年2月22日より1年間は、2週間処方制限がある薬ですので、2週間ごとの通院が必要になります。
BMIが、27以上35未満でウゴービが保険適応になる、肥満関連健康障害があるかどうかの判断(非アルコール性脂肪肝炎の有無など)も可能ですので、ご相談ください。
※当院ではウゴービの処方はできません。

当院で行っている肥満症に対する、メディカルダイエット療法としては、

①SGLT-2阻害剤(ジャディアンス)

尿中に糖分を輩出することにより、200-300Kcal/日のダイエットになります。低血糖(1.4%)膀胱炎(0.1-5%未満)などの軽微な副作用は認めるものの、重篤な副作用はなく使いやすい印象です。3か月程度続けることで2kg程度の減量効果を期待できます。

費用
ジャディアンス10mg1日1錠 食前または食後275円/錠(税込)・・・2錠まで増量可、1日2錠をおすすめします。(朝、夕内服)
1日1錠:月30錠8,250円、1日2錠:月60錠16,500円(税込)

②大正製薬 内臓脂肪減少薬 オルリスタットアライ の購入サポート
18才以上で腹囲男性85cm、腹囲女性90cmの方が適応になります。医療機関では購入できません。薬局で購入する必要があります。
消化管内腔で、脂肪分解酵素リパーゼの活性を阻害することで、食事由来に脂肪の吸収を抑えます。
脂肪の吸収を抑えることで食事由来の脂肪分を25%カットできます。購入には1か月間の食生活、運動などの生活習慣を改善した記録、体重、腹囲の記録が必要になります。薬局によりますが、医師の診断書が必要なところもあり、当院で体重、腹囲測定の診断書も作成可能です。
脂肪の吸収を抑えるため、副作用として下痢、便漏れに注意が必要です。

費用

診断書等作成費用:2,000円

薬局で1か月分が8,800円程度の費用です。

③GLP-1阻害剤(リベルサス)

GLP-1を増やすことで血糖を下げる効果があります。満腹中枢が刺激され、食欲低下、食事摂取量低下による減量効果を期待できます。当院ではリベルサス3mgから開始し、1か月後に7mgと増量していきます。3か月程度で2-3kg程度の減量効果があるとされています。内服により胃の動きが悪くなるため、胃が張った感じが出現します。
悪心、下痢を5%程度副作用として認めます。0.1%に膵炎の副作用、頻度不明ですが、胆のう内結石症の副作用があり、適宜採血、エコー検査が必要です。

費用

リベルサス3mg・・・1日1回1錠最初の食事前に空腹時に服用 その後30分は飲食、他の服薬避ける

1日1錠250円/day(税込) 月30錠7,500円

リベルサス7mg・・・リベルサス3mgから食欲の状態、体重の状態を確認しながら増量していきます。

1日1錠500円/day (税込)月30錠15,000円

④防風通聖散

便秘、むくみ、肥満に改善のある漢方です。

費用

ツムラ1日5g(2.5g2包)1日110円 月60包3,300円

メディカルダイエットは医師と相談しながら、また副作用に注意しながら、内服されることをお勧めします。
当院推奨スケジュール:
ジャディアンス1日2錠+防風通聖散
        ↓1か月後
ジャディアンス1日2錠+防風通聖散+リベルサス3mg+希望によりオルリスタットアライ(生活習慣、運動習慣の改善に取り組む)
        ↓1か月後
ジャディアンス1日2錠+防風通聖散+リベルサス7mg+希望によりオルリスタットアライ(生活習慣、運動習慣の改善に取り組む)

4-5か月で5kg程度の減量をめざしていきます。

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