小児の予防接種

小児科

当院推奨の小児予防接種スケジュール

(日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール2021  3月24日版参照)

 
予防接種のご予約

インターネット予約が可能です。​

※3日前までに予約ください。

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック
 

接種間隔について

2020年10月以降は、異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔のルールが変更されました。

接種間隔に関する3つのルールを守れば、前のワクチン接種からの間隔に関わらず、異なるワクチンの接種が可能になります。厚労省が明示しているルールは以下の3つです。

  1. 注射生ワクチンから次の注射生ワクチンを受けるまで27日以上の間隔をおく。
    ※注射生ワクチンとは、麻疹風疹混合ワクチン、水痘ワクチン、BCGワクチンがあります。

  2. 同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合は、ワクチンごとに決められた間隔を守ること。
    複数回接種のワクチンは、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、ロタウイルスワクチン、B型肝炎ワクチンなどです。

  3. 発熱や摂取部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良い事を確認し、かかりつけ医に相談の上接種を受ける事。

 
定期接種[0歳から接種を始めるワクチン]
 

インフルエンザ菌b(ヒブ)

肺炎や髄膜炎を起こすヘモフィリス・インフルエンザbという菌を予防します。

 

接種時期・回数

  • 生後2か月以上に1回目、その後27日以上あけて2回目、その後27日以上あけて3回目を打ちます。(2回目、3回目は1歳未満に終了)

  • 3回目から7カ月以上13カ月未満に4回目の追加接種を打ちます。

  • いずれも1回に0.5㎖を皮下注。

 

肺炎球菌

肺炎や髄膜炎を起こす肺炎球菌を予防します。PCV13という13種類の肺炎球菌に予防効果のあるワクチンです。

 

接種時期・回数

  • 生後2か月以上に1回目、その後は27日以上あけて2回目、その後27日以上あけて3回目を打ちます。(2回目、3回目は1歳未満に終了)

  • 3回目から60日以上あけて4回目の追加接種を打ちます。(追加は1歳以上1歳3カ月未満が推奨)いずれも1回に0.5㎖を皮下注。

  • 生後6か月をすぎると細菌性髄膜炎が増えてきます。

  • 生後2か月から3回目まで6か月までに打つことを推奨します。

 

B型肝炎

2016年より定期接種されました。B型肝炎は肝炎を予防するワクチンです。

 

接種時期・回数

  • 生後2か月以上に1回目、その後は27日以上あけて2回目、その後112日以上あけて3回目を打ちます。

  • いずれも1回に0.25㎖を皮下注。

  • 1歳未満に3回目を終了してください。

 

四種混合(DPT-IPV:ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)

接種時期・回数

  • 生後3か月以上に1期初回の1回目、その後は20日以上あけて2回目、その後20日以上あけて3回目を打ちます。

  • 3回終了後12カ月以上18カ月未満に1期追加を打ちます。

  • いずれも1回に0.5㎖を皮下注。

 

ロタウイルス

ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。

注射ではなく経口接種です。

2種類あり、2回接種のロタリックス、3回接種のロタテックがあります。

 

接種時期・回数

  • ロタリックスは生後6週から初回接種を開始、4週間間隔をあけて2回経口接種します。(1回1.5㎖)生後24週までに接種を完了してください。

  • ロタテックは生後6週から初回接種を開始、4週間以上あけて2回目、その後3回目を4週間以上あけて計3回経口接種します。(1回2㎖)生後32週までに接種を完了してください。

 

BCG

結核を予防するワクチンです。

上腕外側の中央に2か所、針のついたはんこ型のワクチンを接種します。

 

接種時期・回数

生後5か月から8カ月未満に1回接種します。

 
定期接種[通常1歳以降に接種するワクチン]
 

麻疹、風疹混合ワクチン(MRワクチン)

どちらも発熱と発疹を来す疾患です。

接種時期・回数

  • 1歳以上2歳未満に1期、5歳以上7歳未満に2期を接種します。

  • いずれも0.5㎖を皮下注。

※MRワクチンは弱毒生ワクチンですので、他の生ワクチンを接種する場合は27日以上あける必要があります。

 

水痘

みずぼうそうともいわれています。

2014年10月より定期接種となり、定期接種後水痘発生数は著明に減少しました。

水痘ウイルスは治癒後知覚神経に潜伏しています。

帯状疱疹はびりぴりとした痛みを伴う水泡性疾患ですが、潜伏感染した水痘ウイルスが、疲れやストレスなど免疫力が低下すると再活性すると発症します。帯状疱疹後の神経痛を残すことがあり厄介な疾患です。

接種時期・回数

1歳以上で1回目、3カ月以上あけて2回目を接種します。

1回に0.5㎖を皮下注します。

※水痘ワクチンは弱毒生ワクチンであり、他の生ワクチンを接種する場合は27日以上あける必要があります。

 

日本脳炎

日本脳炎は豚から蚊を媒介して感染します。

感染しても発症する率は0.1~1%と低いが、発症すると致死率が30%と高く、回復しても半数程度は脳の後遺症が残ります。日本脳炎ワクチンは不活化ワクチンです。

 

接種時期・回数

  • 3歳以上4歳未満で1期初回、6日以上あけて1期2回目、3回目の1期追加は4歳以上5歳未満、9歳以上10歳未満で4回目の2期を接種します。

  • 3歳未満は1回に0.25㎖、3歳以上は1回に0.5㎖皮下接種します。

 

二種混合(ジフテリア、破傷風混合)

接種時期・回数

  • 11歳以上13歳未満で2期を接種します。

  • 1回0.1㎖を皮下注します。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)

接種時期・回数

  • 12歳より1回目接種、2か月あけて2回目接種、3カ月以上あけて3回目接種をします。

  • 16歳になる年度末日までに接種します。いずれも1回0.5㎖を筋肉内注射します。

 
任意接種
 

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

発熱を伴う耳下腺が脹れる病気です。

合併症としては、無菌性髄膜炎、膵炎、精巣炎などがあります。

接種時期・回数

おたふくかぜワクチンは任意接種ですが、1歳で1回目、5歳で2回目の接種をお勧めします。

 

費用

おたふくかぜワクチン接種料金 6,600円(税込)

 
 

三種混合(DPTジフテリア、百日咳、破傷風)

5-6歳では百日咳抗体価が低下するため、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールでは、5歳以上7歳未満に三種混合ワクチンの任意接種が推奨されています。
大人でも抗体価の低下より流行することがありますので、5歳になったら百日咳のワクチンを含んだ三種混合ワクチンの接種が必要と考えます。

 

費用

三種混合ワクチン 5,850円(税込)