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子宮内膜ポリープとは

子宮内膜ポリープとは

1. 粘膜の隆起性病変

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック

1cm前後のただの粘膜の膨らみですが、子宮の内腔(子宮内膜)にできると、不正出血や過多月経になり、貧血症状が出現します。できやすい体質の人は消化管にもできやすく、再発しやすいです。

2. 悪性の可能性

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1cm以上の大きいもの・多発性のものや症状があるものは、子宮体癌の前がん病変である「子宮内膜増殖症」や子宮体癌が隠れていることがあります。
特に閉経後は約5%で悪性腫瘍を合併しているという報告もあります。

3. 不妊症の原因

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受精卵の着床のベットに病変があるので、子宮性不妊の原因です。
また子宮内膜炎に関係しており、切除すると63%以上の方が 妊娠したという報告もあります。

子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術とは

子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術

●子宮の出口から細いカメラを挿入します。
●生理食塩水で子宮を満たして浮き上がってきたポリープをカメラよりも細いシェーバーでけずります。
●所要時間
・観察だけ;2-3分(子宮鏡検査)
・削る場合;2~10分(削る時間)

子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術とは

当院で使用する機器

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック  子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術
  • 当院ではKarl Storz社の5mmのIBS®と、HOLOGIC社のMyoSure® MANUALを使い分けて使用しております。

  • Karl Storz社の5mmのIBS®は外来でのオフィス子宮鏡手術では最新の最も細い機器です。子宮口に挿入するときに細い管のほうがスムーズで、痛みのリスクも低いです。当院が国内初で導入しました。

  • 細径硬性子宮鏡・組織切除回収システムは、先端のシェーバーでポリープを削る機械で、日本では現在、最新の機器の一つに位置づけされています。

  • 良性で1cm前後の大きさの子宮内膜ポリープに対する方法として、再発率が少なくリスクが少ないとされ、ガイドラインでは最も推奨されています。

  • 入院し手術室で行うレゼクトスコープによる方法は熱変性を伴うため、子宮や周囲組織を傷つけるリスクがあります。しかし細径硬性子宮鏡・組織切除回収システムでは、そのようなリスクが低いため、外来で行う日帰り手術に適しています。

  • 日本での従来の日帰り手術は、軟性子宮鏡で子宮内を観察した後に、手の感覚で鉗子でポリープを捻じ切る方法が一般的でしたが、当院では子宮鏡下で観察しながら確実にポリープを切除できるというメリットがあります。

5mm INTRAUTERINE BIGATTI SHAVER (IBS®) 【国内初で当院が導入しました】

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MyoSure® MANUAL

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック
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​動画~子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術~

HOLOGIC社のMyoSure® MANUALを使用

費用について

費用について

●保険診療分
子宮鏡手術;約28,000円
※ご加入の生命保険で、全額保険申請ができることが多いです。

​

●保険診療外分
事前準備の材料や薬剤・予防投与の抗生剤や痛み止め等が必要な場合は自費になります。
約3,000円~10,000円

​

※特定療養費
2025年4月15日より保険外併用療養費として、11,000円(税込)の特定療養費を徴収することとなりました。
特定療養費は、クリニックで日帰り手術(オフィス子宮鏡手術)をする際、約1時間の手術時間枠をお取りし、診療時間を確保するために頂戴しております。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

所要時間と痛みについて

●子宮の出口に挿入する時が一番痛みが出やすいので、麻酔の調整をしていきます。
痛みの感じ方は人によって全く違います。
麻酔しなくても全く痛くない人~痛みで処置ができない人まで様々です。

​

●挿入をスムーズにするために、手術日当日に30分~1時間早めに来院いただき、子宮頚管(子宮の出口)を広げる処置をすることがあります。
(事前診察のシュミレーションでスムーズだった方はすぐに挿入可能です。)

所要時間と痛みについて

麻酔について

​​3種類の麻酔をオーダーメイドでアレンジして使用します。​

1. 座薬

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ボルタレン50mg 座薬

喘息の人は使用できません。

シュミレーションで痛みがない人は、これだけで十分な場合があります。​

2. 局所麻酔

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子宮の出口を3~5か所細い針で麻酔薬(キシロカイン)を注入します。

痛みを伴うので短時間ならしない場合もあります。​

3. 静脈麻酔

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心臓の病気・緑内障の人は使用できません。

痛みだけをとる麻酔ですので意識はあります。
3種類の静脈麻酔薬を使って個々に調整してオーダーメイドでアレンジします。
手術後にご自身で運転することは控えてください。

麻酔について

事前準備について

​1.日程を決める

月・火・木・金の13時前後に来院
→14時前後から処置
→15時~16時に病院を出る
※金曜日は処置日のため、15時から行うこともあります。

​2.事前検査

●採血検査【約1,500~3,000円】

・​血算(貧血など)

・肝機能・腎機能・感染症(肝炎・梅毒)

・クラミジア感染症検査(子宮頚管粘液検査または採血)

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●シュミレーション【コストフリー】 

カメラの挿入可否・痛みの程度の確認

・カメラと同じ2種類のサイズの金属の管が子宮頚管に入るかチェックします。
・頚管の広がり・柔らかさをみて、30分前or1時間前の来院か決めます。

子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術 事前検査

●子宮鏡検査(保険)orソノヒステログラフィー【約10,000円(自費別日)】 

・ポリープの位置や大きさを確認します。(当院で手術不可の場合は転院)。
・エコー検査で判断できる場合はしないこともあります。

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​3.事前投薬

1. 処置前2~3週間、子宮内膜を薄くする薬(ジエノゲスト)を処方【自費別日:1,000円~4,000円】
2.手術前日と当日に子宮頚管を柔らかくする薬を処方【自費別日:200円】
​

事前投薬(ジエノゲスト1mg錠)について

●月経困難症(生理痛)・子宮内膜症の保険薬【自費1,000円/7日間】

・処置目的の内服で治療でないため、2~3週間の自費処方になります。
・安全で痛みへの効果が高く、当院ではピルよりも処方数が多いです。
​​​

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック ジェノゲスト
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●月経がしっかり来た初日から、1日2回、処置の日まで内服します。

・子宮内の炎症を抑え、処置をしやすい環境に整えます。
・長期内服でポリープが消えることもあります。(その場合は検査のみ)

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●怖い副作用はありません。他のお薬との飲み合わせも問題ありません。

・1か月以上内服すると不正出血しやすくなります。

・たまに(1割以下)更年期症状・頭痛・落ち込むが、すぐ落ち着きます。

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​4.お迎えの準備(必要時)

点滴で静脈麻酔をする場合は、車の運転を控えていただきます。

(タクシーや公共機関の利用は可能)

​5.ご加入の生命保険の確認

切除術の保険手術代は全額対象になることが多いです。

事前準備について

当日の流れについて

​13:00~13:30  来院、前処置

  • 子宮の出口(子宮頚管)に留置します。※子宮の出口を広げるスポンジ(ダイラパン)を

  • 座薬挿入と局所麻酔(子宮傍頚管ブロック)を行います。

  • 30分~1時間かけて、スポンジが出口をゆっくり広げます。(例:ベットでスマホをしながら休む、机で仕事する等)

  • 前処置後は術衣に着替えて、お部屋で自由に待機します。

  • 時間になったら看護師が点滴針を留置しにお部屋に伺います。

  • 麻酔薬を1~2種類を注入してから処置室へ移動します。

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック
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14:00~  子宮鏡検査→子宮鏡下ポリープ切除術

  • 最新の細経硬性子宮鏡(組織切除回収システム)で1-2分で子宮内を観察します。

  • 鎮痛麻酔は意識があるので、一緒に処置の画面を見て説明を受けながらの処置です。

  • 気分が悪い場合は、画面は見なくてもいいです。処置後に動画を御覧になれます。

  • 子宮鏡検査後、子宮内膜ポリープ切除術をそのまま施行する場合、カメラの入れ替えに5分程かかります。

  • シェーバー付きのカメラを挿入したら約1~5分程でポリープを削っていきます。

  • カメラの挿入が難しい場合、時間がかかったり痛みが出る場合があるので、麻酔を追加します。

よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック
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処置後待機→15時~16時頃 帰宅 

※最終チェックとして「取り切れていること」「子宮損傷がなく腹腔内出血がないこと」

をエコーで確認して終了です。

  • 場所や大きさの関係で取り切れない場合は、入院施設のある病院(2泊3日)へ切除手術の紹介をします。

  • 30分~1時間、麻酔が覚めるまで院内で待機します。        ​

  • 術後の注意事項の話や抗生剤をお渡しし、次回の予約をとります。術中の動画や切除した組織を一緒に確認し、お迎えのご家族がいる場合は、麻酔が覚めたらご家族と一緒に説明をします。

  • 点滴麻酔をした場合は、当日のご自身での運転はお控えください。

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当日の流れについて

手術後について

当日

●お疲れ様でした。車の運転は控えてください。

痛みや出血が月経2日目以上とひどい場合、鎮痛剤で痛みが落ち着かない場合、ひどくなっている場合は、2週間待たずに連絡して来院ください。診察が必要です!

​3日~5日間

●抗生剤(整腸剤)内服

処置後の子宮内感染の予防内服のため、自費になります。【約1,000円】
内服薬でアレルギーが起こった場合は、連絡してください。

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​2週間後

●処置後外来​

処置後外来で、診察(内診室)と悪性組織がないか結果をお話します。
入浴や性交渉は、処置後薬終了後に出血がなくなれば、再開してOKです

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手術後について

通院スケジュール

1.  初診 : 問診・検査・診断

​2.+α  再診 : 検査結果・術前検査・術前投与薬の処方(状況によっては複数回受診いただく場合があります)

3.  手術当日

4.  術後診察

通院スケジュール

生命保険の書類について

  • 手術終了2週間後以降の病理の検査結果がでてから1週間後以降かつ書類をいただいてから1週間後以降に受付窓口でお渡しします。

  • こちらで記載した書類をお渡しする時は、来院いただかなくても、郵送(レターパック)可能です。

  • 郵送代は自費でお支払いいただきます。

生命保険の書類について

当院実績

よくあるご質問

Q. 子宮内膜ポリープが見つかったら、必ず手術が必要ですか?

A. 子宮内膜ポリープが見つかったからといって、すべての方に手術が必要とは限りません。
ポリープの大きさや数、不正出血・過多月経などの症状、年齢、妊娠の希望などを考慮して治療方針を決めます。手術が必要かどうか迷っている方も、まずはご相談ください。

Q. 子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術はどんな人が受けますか?

A. 子宮内膜ポリープがある方のうち、不正出血や過多月経・貧血などの症状がある方、ポリープが大きい・複数ある方、子宮内膜の肥厚があり悪性の疑いが否定できない方、妊娠を希望していてポリープが妊娠に影響する可能性がある方などが手術の対象となります。
すべての子宮内膜ポリープに手術が必要なわけではありません。ポリープの状態や症状、年齢、妊娠の希望などを確認したうえで、事前に検査をし手術が必要かどうかを判断します。

Q. 子宮内膜ポリープは放置しても大丈夫ですか?

A. 小さなポリープなどでは経過をみる場合もありますが、大きなものや複数あるもの、不正出血などの症状があるものでは、詳しい検査や治療が必要になることがあります。
ただ、妊活中の方は、ポリープが存在するだけで不妊症の原因になることがありますので、基本的に切除を推奨しています。
また、子宮内膜増殖症や子宮体がんなどが隠れていることもあるため、特に閉経後にポリープを指摘された方は、自己判断で放置せず婦人科へご相談ください。

Q. 子宮内膜ポリープは不妊の原因になりますか?

A. 子宮内膜ポリープは、受精卵が着床する子宮内膜にできるため、不妊の原因となることがあります。近年では子宮内膜炎という不妊の病態に深く関係しているといわれています。
妊娠を希望されている方では、ポリープの大きさや位置、悪性の有無などを事前に確認したうえで、切除した方がよいか検討します。

Q. 子宮内膜ポリープの手術は日帰りで受けられますか?

A. 当院では、適応となる子宮内膜ポリープについて、子宮鏡を使用した日帰り手術を行っています。
子宮の出口から細いカメラを挿入し、子宮内を確認しながらポリープを切除します。ポリープの大きさや位置・性状などによって当院での手術が難しい場合には、入院設備のある医療機関をご紹介します。

Q. 手術にはどのくらい時間がかかりますか?

A. 子宮鏡による子宮内の観察は2~3分程度、ポリープを削る処置は2~10分程度が目安です。
ただし、手術前の処置や麻酔、手術後の休憩・確認なども必要です。当院では13時頃に来院していただき、15時頃の帰宅を目安としています。

Q. 子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術は痛いですか?

A. 痛みの感じ方には個人差があります。
特に子宮の出口へカメラを挿入するときに痛みを感じやすいため、事前にカメラが挿入できるか、痛みがどの程度かを確認し、一人ひとりに合わせて麻酔や前処置を調整します。当院では全身麻酔をせず痛みだけを抑える鎮痛麻酔を使用しています。統計(2026年9月現在のデータ)として無痛の方は3割で、痛みがある方も、あっても生理痛のような痛みの程度であることが多いです。

Q. 手術ではどのような麻酔を使用しますか?

A. 当院では、座薬、局所麻酔、静脈麻酔を患者さんの状態や痛みの程度に合わせて使用します。
事前の診察やシミュレーションの結果などをもとに、必要な麻酔を検討します。

Q. 手術中は眠っていますか?

A. 当院で使用する静脈麻酔は、痛みを抑えることを目的としており、基本的に意識はあります。
手術中は子宮鏡の画像を一緒に見ながら説明を受けることもできます。画面を見るのが苦手な方は、無理に見る必要はありません。

Q. 手術前にはどのような検査が必要ですか?

A. 手術前には、子宮内膜病理検査を行い、悪性所見がないか確認してから手術の予定を組みます。採血検査やカメラを挿入できるか確認するシミュレーションなどを行います。
必要に応じて子宮鏡検査やソノヒステログラフィーを行い、ポリープの位置や大きさを確認します。状態によって必要な検査は異なります。

Q. 手術当日は車を運転して帰れますか?

A. 静脈麻酔を使用した場合は、手術当日のご自身での車の運転はお控えください。
公共交通機関やタクシーをご利用いただくか、必要に応じてご家族などのお迎えをご準備ください。

Q. 手術後はすぐに帰宅できますか?

A. 手術後は、超音波検査でポリープが切除できていることや、子宮の損傷・腹腔内出血などがないことを確認します。
その後、麻酔を使用した場合は30分~1時間程度院内で休んでいただき、体調に問題がないことを確認してからご帰宅いただきます。

Q. 手術後に出血や痛みはありますか?

A. 手術後に出血や痛みがみられることがあります。
月経2日目以上のような多い出血がある、鎮痛薬を使用しても痛みが治まらない、症状が強くなっているといった場合には、次回の診察を待たずに当院へご連絡ください。

Q. 手術後はいつから入浴や性交渉ができますか?

A. 処置後のお薬を飲み終え、出血がなくなれば入浴や性交渉を再開できます。
術後の状態には個人差がありますので、診察時にも再開時期についてご説明します。

Q. 切除したポリープは検査しますか?

A. はい。切除した組織は病理検査を行い、悪性の細胞などがないか確認します。
当院では手術から約2週間後以降の術後診察で、診察とあわせて病理検査の結果をご説明します。

Q. 子宮内膜ポリープは手術しても再発することがありますか?

A. 子宮内膜ポリープは、切除した後に再びできることがあり、50%が再発したとの報告もあります。特にポリープができやすい方では再発することがあるため、手術後も必要に応じて婦人科で経過を確認していくことが大切です。

Q. 手術後、妊活はいつから再開できますか?

A. 妊活を再開できる時期は、手術後の出血や子宮内膜の状態などによって異なります。
術後診察で子宮内の状態を確認したうえで、患者さんの治療状況や妊娠のご希望に合わせてご案内します。

Q. 他院で子宮内膜ポリープを指摘されました。手術について相談できますか?

A. はい。子宮内膜ポリープを指摘され、手術を勧められた方や、日帰り手術が可能か知りたい方もご相談ください。症状、ポリープの位置や大きさ・子宮内膜組織診検査などを確認し、当院での日帰り手術が適しているか判断します。

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